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スクラップ・アンド・ビルド [読書]

羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」を
読みました。
おじいちゃんの介護、自分の就活、彼女と
だんだんうまくいかなくなっていく、、、と
いう状況を描いています。
また主人公がなんだか理屈っぽい語り口。
なのに、ちっとも嫌じゃない。
っていうのは結局、主人公はなんだかんだ言って
おじいちゃんを好きだし、就活にもかなり
前向きだからなんだろうな。
またおじいちゃんも母親も決して美化してない
あたりもけっこう好きだな。
好きな、弱いおじいちゃんだからって必ずしも
善人100%ってわけじゃないという描き方は
好感持てる。
羽田圭介の別の物語で後日談がチラリと
盛り込まれてたりしたらいいなぁ。
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楽園のカンヴァス [読書]

原田マハ「楽園のカンヴァス」を読みました。
アンリ・ルソー好きの私ですが、これはちょっと
私のアンリ・ルソーの世界とはかなり異なり
その差異の分だけ、心地悪かったです。

だいたい設定が安易すぎます。
ティム・ブラウンとトム・ブラウンという二人の
人物、ハヤカワオリエがパーフェクトすぎる点、
バイラーやジュリエットの非現実感。
これだけでもけっこうやりきれないんだけど
ヤドヴィガ、ピカソのキャラクターがあり得ない。
私の中ではそんな喋り方の、そんな人物じゃない。

さらに表現が大げさすぎて作り物感が半端ない。
ミステリー仕立てになってるけれど、普段は
察しが悪い私も、けっこう先が見えちゃってる。
と、いろんな面から楽しめなかったな。残念。
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グッバイ・ゴダール! [映画]

「ジャン=リュック・ゴダール監督作『中国女』で
主演を務め、彼の妻となったアンヌ・
ヴィアゼムスキーの自伝的小説を映画化」とのこと。

途中まで、かなり退屈でした。
ミシェル・アザナヴィシウスはいったいなにを
撮りたかったんだろうか?と思いながら
見ていましたが、アンヌが別れる決心をした
シーンでやっとおもしろさがわかってきました。
ここに至るまでの布石だったんだな、これまでは!

人間的には欠陥だらけだけど、作品作りへの姿勢や
才能など、ゴダールたたえる映画なのだと
思い込んでいたけれど、まったくそうではなかった。
フランスの映画って容赦ないよなぁ。
日本ではこういうの、絶対つくられないと思う。
でもこれでいい。
人のいい面も悪い面も、そのまま等身大に描いて
そのまま受け入れるってことでいいと思う。
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パンク侍、斬られて候 [映画]

町田康作品の映像化だなんて、よくやろうと
思ったよなぁ、できるのかなぁ、たぶん
無理だよなぁと思いつつ、確認のために見て
きました。

町田康ファンとしては、これはアリでした!
私は文字で読んだときのリズム感や
段差のある表現が好きなので、映像だと
その辺がなくなって、町田康も消えてしまい
ワケわかんないだけ!になっちゃうと
思ってたんだけど、いい具合にナンセンスな
世界が出来上がっていました。

俳優陣の豪華さにもびっくり。
みんな、出演を快諾してくれたんだろうか?
染谷将太、浅野忠信、近藤公園といった
おバカたちが愛おしい作品になってました。
まぁ原作通りなんだけど、最後のほうの
ぐだぐだしたとこが、ちょっと退屈だったな。
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ [映画]

これ、予告編のときから、エマ・ストーンと
スティーヴ・カレルの役者魂に圧倒されていて
とても楽しみにしていました。
やっぱりこの2人すごい!
演じているなんていうレベルじゃない!
これだけでもかなり見る価値のある作品です。

テニス業界のことはまったく知らなかったけど
1970年代にこんなことがあったんですね。
女性アスリートの地位の低さを打ち破るきっかけ
となった試合だったんだな。
茶番のようなイベントだったけれど、ここで
勝つことにものすごい意味のある一戦だという
ことで、作品を見ている私もかなり力が
入りました。

確かにな~、1970年代ってまだまだ生きづらい
時代だったよねってことを改めて考えさせられる
作品でもあったな。
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太陽は動かない [読書]

吉田修一「太陽は動かない」を読みました。
かなり吉田修一っぽくない作品。
長編ですが、何度も吉田作品だということを忘れます。
馳星周っぽくて、東野圭吾風でもあって、ときどき
篠田節子のような、伊坂耕太郎のようなテイストも
混ざる・・・結果的に無個性な感じかなぁ。
いつかどこかで見たようなキャラクターや設定。
ストーリー展開は斬新ではあるんだけど、それも何か
既視感があるような、、、

楽しくは読めるし、好きなキャラクターとかもいるけど
夢中になって入り込むまではいかないんだよな。
まぁ、あの吉田修一がこんなのも書く!ということでは
間違いなくおもしろいです。
始まり方と終わり方はかなり好きだな!
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焼肉ドラゴン [映画]

やりたいことはわかるんだけど、ぜんぜん
届いてないのがすごく残念!
なんかいろいろと中途半端なんだよねぇ。
みんな懸命に生きてるなぁってのもまったく
伝わってこないし。

それとシーンがそれぞれちょっと長い。
見ていて、あークドイ! もうちょっと
短くてよくない?と、何度も思いました。

俳優たちは、いい味出してるんだけどな。
なんかいろいろ残念だった。
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苦汁200% [読書]

尾崎世界観「苦汁200%」を読みました。
苦汁100%に続く2作目の日記形式エッセイ集。
2017年2月から9月までの記録です。
クリープハイプは相変わらず聞いてないけど
スワローズとお花茶屋の話が多く出るので
読んじゃいました。

昨年のスワローズの試合はよく覚えてるので
読んでいて、あーあの試合!とはっきり
思い出してました。
お花茶屋のロイホってあそこ!?と思ったり
なんだか本当にいろいろ身近です。

たま~におもしろい表現・比喩もあります。
ライブの話とかも興味深かったな。

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銀河鉄道の父 [読書]

門井慶喜「銀河鉄道の父」を読みました。
第158回直木賞受賞作品です。

宮沢賢治の父を主人公にして、父の目から見た賢治や
父として賢治をどう見ていたのか、どう育てたのか
という視点で描いています。
当時の考え方や花巻の様子、妹弟たちのことなども
描かれています。
生まれてから亡くなるまで、賢治の37年の人生を
すべてお父さんは見てこられたんだな。
本人は自分の著作についての評価を十分に得られぬ
まま亡くなっているけれど、お父さんはそれも
少しは知れたようですね。

門井さんの文章は基本的に読みやすいんだけれど
ところどころに入る一時停止が、私はとても
気になりました。
リズムよく流れるように読んでたのに、ブツっと
切られてしまう感じです。
後の言葉を際立たせるための手法なんでしょうけど
私にはあわなかったです。
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最後に手にしたいもの [読書]

吉田修一「最後に手にしたいもの」を読みました。
ANA機内誌の掲載したエッセイをまとめたもの。
旅にまつわるエッセイを中心に25編が収められて
います。が、ついに吉田さんが飼ってる猫、
金と銀について書かれたエッセイもありました。
やっぱり書きたかったんだなぁという思いが
ヒシヒシと伝わる文章で、読んでてやっぱり
楽しいよな。

香港や台湾の話も好きだけど、パリやプノンペン
あたりの話も楽しかった!
そして最後には映画「怒り」に関するエッセイ。
原作者として、こんな風に感じているのだなとか
完成報告会見の裏側とか、おもしろかった!
原作も映画も見ている人は必見のエッセイだわ。
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