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この空の花 - 長岡花火物語 [映画]

パスカルズが挿入歌をやっていることもあって
見てきました。上演時間160分の長編作品です。

パスカルズ、音楽だけかと思ったら出演してました!
石川さんははまりすぎな山下清役で、ちょいちょい
でてきてたし、あのパーカッションセットも一緒に
出演していたんです。
と思ったら、マツさん三木さん坂本さんが次々と
でてきて、びっくり!
これだけで私には見に行った価値がありました。

作品自体もまぁまぁかな。
戦争と震災、それと花火がつながっていく過程が
なんともいえなかったです。
長岡のこと、ぜんぜん知らなかったんだなぁ。
また天草や長崎、福島との関連も。
かなり多くのことが盛り込まれていて、いろいろと
考えさせられる作品ではありました。

でも私、大林宣彦ファンタジーは苦手なんです。
ファンタジー要素なしで、ドキュメンタリータッチで
作られてるほうがよかったなー。
一輪車でくるくる回る少女のスカートや、なびく旗は
きれいだったんですけど・・・
あとはなんか筧利夫が浮いてたのと、女性記者2人の
恋愛がよくわかんなかったです。
カメラ目線で語りかけてくるのも前半だけだったし。

フェイシズ [映画]

ミラ・ジョヴォヴィッチ、エターナルとはまったく
違ってました。
やっぱりキレイだけれど、病院のシーンでは
ノーメイクで、意外と普通の人なのにびっくり!
メイクであんなにキレイになっちゃうんですねぇ。

しかし本当に顔が識別できなくなる病気って
あるのかな?
それを抱えて生きていくのは本当に大変だろうなぁ。
私も主人公と同様に恐怖や不安をかかえて
見てました。
犯人はあんまり意外性がなくて、そんなもんかな?と
思いますが、その顔を識別できない恐怖そのものが
この映画のテーマって感じです。

最後がちょっと意外だった!
そうかー、そういうことになってたんですね。

エターナル -奇蹟の出会い- [映画]

「未体験ゾーンの映画たち」という企画で
ヒューマントラストシネマ渋谷で上映されている
ロシア映画「エターナル -奇蹟の出会い-」を
見てきました。
私、これ、すっごい好きです!!
間違いなく今年見た映画No.1だし、私がこれまでに
見た映画でもトップ10に入りますね。

教師のスラヴァが交通事故にあうのですが、その
車を運転していたナージャと恋におちて、結婚する
ことになります。
いったん故郷に帰って、結婚式のために再び
モスクワに戻ろうとするのですが、いろいろな偶然が
重なって少年サッカーの監督になってしまい
モスクワにいけないんです。
流れも自然だし、家のない少年たちがおもしろいし
スラヴァと一緒になってモスクワ行きとサッカーの間で
苦悩しちゃいました。

笑いあり、涙ありのすごい楽しい作品だったなぁ。
なんだかテンポがいいし、ストーリーもよかったし、
結婚式とサッカーの行ったり来たりが楽しい!
ミラ・ジョヴォヴィッチが結婚を待つ普通の女性だけど
あの切れ方とかおもしろかったなー。
エンドロールも好き! ミラが「ロシアの映画に
よんでくれて本当にうれしい」ってコメントしてたり
NGシーンとかもあったりしました。

あー、こういう映画に出会えると本当に幸せな
気持ちになれますね~。

ポテチ [映画]

上映時間68分ということで、料金は1300円でした。
伊坂幸太郎原作の短編で私は原作読んでます。
・・・が、正直、印象に残ってなかったんです。
見ながら、あぁそういうストーリーだったなーと
思い出しましたが、原作より感動しました。

伊坂幸太郎の世界観がしっかり確立された映画に
なってましたし、淡々と話が進んでいくなかに
ちょっとしたひっかかりを残していくような展開も
よかったよなぁ。
尾崎の打席の一球一球にドキドキしたし、なぜか
打ってくれ!と祈るような気持ちにもなりました。
原作読んだときには、そういう気持ちなかったよな。

濱田岳がよかったなぁ。
木村文乃も大森南朋も石田えりもよかった!!
母さんは知ってるんだろうか?と石田えりの見せる
表情を観察しちゃいました。
短いけどいい作品だったー!

レンタネコ [映画]

ゆるいんだろうなぁというのは覚悟して見てきました。
小夜子がどうやって生計をたてているのかなどの
リアリティの裏づけもあって、許せる範囲のゆるさでした。

レンタネコのお客さん4人の、オムニバス風物語です。
天寿をまっとうしそうなおばあちゃん、単身赴任の
おとうさん、レンタカー屋で働く30代独身女性、小夜子の
中学校の同級生です。
それぞれ、そんなにイイ話でもなく、まぁそんなことも
あるかもねって感じ。

なんとなくおもしろいのは小夜子の結婚願望とか
小学生の男の子たちとか、隣のおばさんとか、携帯の
着メロとか、細かいTipsですね。
あとは私も猫好きなので、家の中で自由にふるまってる
猫たちがかなりかわいかったなぁ。
それにしてもおとなしい猫あつめましたね。
小さい箱に入れられてリヤカーに乗せられてもぜんぜん
逃げようとしないんだもの。
ちょっと気になったのが小夜子が猫に笹かまあげる時に
距離をおいて地面に置いてたんですよねぇ。
猫好きなら手から直接猫の口じゃないかしら?

幸せの教室 [映画]

まぁまぁでしたかねー。
私が期待したような作品ではなくて残念でした。

私は主人公がリストラされて、若いときには
わからなかった学ぶことの楽しさ、重要さを改めて
認識していく成長物語だと思ってたんですけど
物語の中心は学びではなくて、恋愛だったんです。
単に出会う場所として教室だったってだけ。
教授との間は信頼関係だけでよかったのに恋愛が
入ってくるからおかしくなってる。
タリアの存在もよくわかんなかったなー。

作品全体を思い出してみて、ラリー・クラウンが
もっとも素敵だったのはUマートで働いているとき
だったんじゃないかな。
これって作品的には失敗なんじゃないの!?
いい素材なので、もうちょっと作り方かえるともっと
いい作品になると思うんだけどなー。

奈良国立博物館 [美術展]

ずっと行きたいと思ってた奈良国立博物館に
行ってきました。
東京国立博物館で発行したパスポートがここでも
使えます。
奈良公園内にあり、興福寺と東大寺の間という
すばらしいロケーションだったんですね。

名品展と呼ばれる常設展は仏像だらけ!
第1室を取り囲むようにぐるっと展示室が配置され
第6室は菩薩部屋です!!
実際に寺の堂に置かれている仏像たちに比べると
どうしても見劣りしちゃうけど、こちらはこちらで
必見です。
第12室の動物彫刻は4体しかなかったけど
ポーズといい、表情といい、とても可愛らしくて
よかったな。
降三世明王坐像の大きさにも圧倒されたし!!

それとゆったりしたクラシカルですごく落ち着く
休憩室もありました。
時間があれば、もっとゆったり過ごしたかったな。

今回、奈良・京都の旅だったのですが、お寺の
拝観の際に下記も見てきました。
・元興寺コレクション展
・東大寺ミュージアム
・興福寺国宝館
・法隆寺秘宝展
・唐招提寺新宝蔵
・薬師寺大宝蔵殿
・東寺宝物館
・智積院国宝障壁画
それぞれ個別に書きたいくらいすばらしかったー!
またいつか絶対に行くぞ!!

アジャストメント [映画]

ジョージ・ノルフィ監督「アジャストメント」
(2011年)を見ました。
なんだかイマイチ設定が甘いところもあったけど
まぁおもしろく見ることができました。
そんなに因縁の深い愛ってあるのかなぁとか
自分の未来を予告されちゃうのって
つまんないなぁとか、私もどこかで調整されて
いるのかしら?などなど、いろいろと
考えちゃいますね。

今回のマット・デーモンはちょっと変わった経歴の
政治家。バーで乱闘騒ぎしたり、よっぱらって
脱いじゃったりするようなタイプの人間には
見えなかったけど、まっすぐにエリースへの愛を
貫こうとする姿はまさにマット・デーモンならでは!
でした。

それにしてもかわいそうなのはエイドリアン。
何度も裏切られてますよね、きっと。
人間不信にならないといいけど、、、

一私小説書きの弁 [読書]

西村賢太「一私小説書きの弁」を読みました。
いろいろなところに掲載された随筆を集めたもので
38の随筆が収録されています。

西村賢太自身のことはおもしろいんですが
藤澤清造の話は退屈ですね。
前半はほとんど藤澤清造の作品や、どんな風に
生きてきたか、死んでいったか、誰とどういう
つきあいをしてたのか・・・といった話で、読むのが
つらかったです。
藤澤清造が西村作品にどういう影響を与えたか
といったあたりはいいんですが、藤澤の人となりや
作品、年譜にはなんの興味もわかないです。
後半は本人の話で自作のあとがきや、正月の
日記、どんな思いで私小説を書いているのかと
いったことが書かれていて、楽しかったです。

でも本当におもしろい文章をかく人ですよね。
出版社ともだいぶ喧嘩しているようですし、
編集者もコテンパンな書かれ方してる箇所なども
あったり・・・。
希少な作家であることは間違いないな。

銀行仕置人 [読書]

池井戸潤「銀行仕置人」を読みました。
今回も主人公は銀行員ですが、闇金融まで
からんで展開する物語でした。

主人公の黒部は巨額損失の責任を転嫁されて
いまは閑職に追いやられた銀行員。
章ごとに小さな事件を解決しつつ、メインの
大きな物語も進行していきます。
黒部を陥れた人たちが暗躍する世界、そして
それが最後の最後で・・・
という、池井戸作品らしい爽やかな終わり方の
物語で、これもおもしろかったです。

強いて言うなら、悪者は必ず弱みを持っていて
それが契機で逆転になるところですかねぇ。
阿木はまだいいんだけど、橋爪みたいのは
ちょっとありえないような気がする。
ま、こんなのも些細なことですけどね。
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