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危険なビーナス [読書]

東野圭吾「危険なビーナス」を読みました。
今回、わりとおもしろかったなぁ。
ここ何作かは、私的には納得できないオチだったり
都合がよすぎる登場人物がいたり、けっこう無理がある
設定だったりしたのですが、今回はそういうことが
少なかった!
読んでる途中はおもしろいけど、読み終わってがっかり
ってことはなく、おもしろかったー!と言える
作品だったと思います。

でもあんまり好きな登場人物はいなかったな。
伯郎の粘っこさも、楓の軽薄そうな感じも、蔭山元実の
暗さも、なんかイヤ。
勇磨を含む親戚連中も、佐代を含む女性たちも、なんか
好きになれない。
とくにこの物語に登場する女性は、女性には好かれない
タイプばかりのような気がする。
唯一、順子くらいかなぁ、マシなのは。
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少女ファニーと運命の旅 [映画]

第二次世界大戦の際にフランスからスイスへ
逃げた子どもたちのお話です。
実話に基づいていて、最後に現在イスラエルで
生活してらっしゃるファニーさんの写真が
登場しました。
やっぱり、ご本人登場すると威力が増すなぁ。
そこでまた涙がでちゃったもん。

こんな道をたどったユダヤの子どもたちが
いたことにもびっくりしましたが、映画は
その子どもたちがたどった過酷な道のりだけで
なく、子どもらしいかわいい姿も描いていて
それがまたよかったです。
子どもたち一人一人もしっかり個性的に
描かれていました。

また音楽がよかったんだよねぇ。
シーンにすごくあっていて、音楽にも
泣かされてしまったように思います。
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女たちのジハード [読書]

篠田節子「女たちのジハード」を読みました。
1997年の直木賞受賞作、ということはもう
20年前なんですね。
損保会社に勤める5人のOLたちの物語ですが
要領よさそうでなにかと目立つリサ、地味で
堅実な康子、努力家だけど目標を定めきれない
紗織の3人がメインかな。
またこの5人に妙なリアリティがあって、まるで
私の友達みたい。
計算し、妥協し、悩み、苛立ち・・・
物語のなかで生きてるんだよねぇ。
まだ時代的に女性の就業に理解が足りない
20年前って本当にこんな社会だったよな。

やる気をそがれ、くじけそうになるOLたちが
強く生きていこうとする物語でおもしろかったな。
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怪物はささやく [読書]

パトリック・ネス「怪物はささやく」を読みました。
イラスト入り、文庫のジュブナイルですが、大人が読んでも
なかなかおもしろかったです。

先日映画を見たので、物語展開はわかっているし、
映画の脚本をパトリック・ネスが書いているので、原作と
そんなに違わないんだろうなと思っていたんだけど
リリーに関して、より詳細に書かれているし、怪物の3つの
物語の意味も落ちてきたし、原作を読む意義はあるな
と思いました。

それと怪物を動く映像で見てしまうことで限定されちゃうのは
もったいない!
自分の想像力で作り出すほうがおもしろいので、ジュブナイルの
みなさんには本を強くおすすめする!!
ぜひ人生の10年ごとくらいで繰り返し読んで、受け取り方の
違いも楽しんでほしいな。
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キャンセルされた街の案内 [読書]

吉田修一「キャンセルされた街の案内」を読みました。
表題作のほか下記9つの短編が収録されています。
日々の春、零下五度、台風一過、深夜二時の男、乳歯、
奴ら、大阪ほのか、 24Pieces

ほんわか~とする作品、登場人物たちの生活がものすごく
リアルな作品など、吉田修一らしい時間の切り取り方で
おもしろかったです。
でも読み終わって、いまの何だった? 何が書きたかった?
というのもあったなぁ。
灯台は最初よくわからなくて、もう一度読み直してしまった。

吉田さんの作品は曇り空なんだけど太陽がうっすら透けて
見える感じなんだよな。
?な作品がありながら、やっぱり好きな作家だなと思える
一冊でした。
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コンタクト・ゾーン [読書]

篠田節子「コンタクト・ゾーン」を読みました。
30代後半、独身女性たちが南の島へリゾートに。
免税店で買いまくり、島の歴史には興味なし、
いくら危険だといわれても出かけていっちゃう・・・
まったくもう、日本人の女ときたら!というところから始まり
あれよあれよという間に戦場に巻き込まれていきます。
これがまた、かなり厳しい、過酷な環境!
それでもだんだんと順応していっちゃう女三人。
篠田作品は毎回なんだけど、状況描写が細かくて、
ドキュメンタリーを読んでいるみたいでした。

戦いの背景とか、かなり事情が入り組んでいて、読んでて
やや辟易するところもあります。
でも島の若者たちが兵士になっていく経緯や
年寄りたちが意外と策士だったり、おばさんたちの
温かい人柄だったりするあたりも盛り込まれているので
読めちゃいましたねー。

最後がまた見事! 篠田さんっぽい!
私はあの三人のなかでは真央子に近いな。
ありさ、祝子も、私の友人たちのなかに近いのがいるわ。
本当にリアリティたっぷりだった!
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ビニー/信じる男 [映画]

素材はいいんだけど、いろんな面から惜しかった!
もうちょっとビニーやケビン、その他の人物たちの
心の動きを丹念に描きだしたら、もっと
いい作品になると思うんだけどなぁ。
ビニーの気持ちの変化とか、くじけそうになったり、
弱気になったりするシーン入れたり
できなかったのかしら。
ケビンがビニーに対して思ったこと、やったこと
なんかもね、もうちょっと描き出せたと
思うんですよねぇ。

まぁそれにしてもマイルズ・テラーとアーロン・
エッカートはすごい!
この2人のおかげで、いろいろ物足りないながら
飽きずに見ることができました。
特にアーロン・エッカート、ここ何作かの
バイプレーヤーとしての活躍はすごいよな。

さかざきちはる おしごと展 [美術展]

芳澤ガーデンギャラリー、木内ギャラリーで
開催されている「さかざきちはる おしごと展」
を見てきました。
チーバくん、suicaのペンギンを始め、かわいい
キャラクターはどれも大好きなので楽しみに
していました。

チーバくんもペンギンもかわいかったけれど
白黒猫もカクカクシカジカも、マードックの
アニメーションもどれもかわいかった!
芳澤ガーデンギャラリーの奥の部屋では
キャラクターではない絵も展示されていて
それら食器とかの絵もよかったんだなー。

小規模なグッズ売り場は、売切れもけっこう
ありました。
四角い小皿なんて1800円近くするのに、
ほとんど売り切れてた!!
もっといろいろ商品展開したら、相当売れる
と思うなー。
キャラクターたちは権利の問題があって
難しいかもしれないけど、白黒猫さんとかも
難しいのかなぁ。

暑い日中に行っちゃったけど、かなり
癒されて帰ってきました。

喧嘩 [読書]

黒川博行「喧嘩」を読みました。
直木賞受賞作『破門』の続編で、破門になった
桑原のその後が描かれています。

またこれが政治家とやくざを巡るごたごたで
利権に絡んで、いろんな人たちの思惑が交差して
桑原・二宮コンビが巻き込まれていく様子が
かなり楽しかったです。
んもぉこの2人の掛け合いだけで楽しめます。
このセリフまわりもストーリー展開も1作目以上
なんじゃないかなぁ?
映画見ちゃったので佐々木 蔵之介と横山裕で
映像が浮かんでました。
映画も、この原作で続編できればいいなぁ。

短編少女 [読書]

集英社文庫「短編少女」を読みました。
少女を題材にした下記9つの短編が収録されています。
三浦しをん「てっぺん信号」
荻原浩「空は今日もスカイ」
道尾秀介「やさしい風の道」
中島京子「モーガン」
中田永一「宗像くんと万年筆事件」
加藤千恵「haircut17」
橋本紡「薄荷」
島本理生「きよしこの夜」
村山由佳「イエスタデイズ」

いくつか読んだことがある作品だったな。
中島京子さんのも読んだことがあったけど、やっぱり
このなかでは一番好きですね。
私はどうも三浦しをんさん、苦手です。
そもそも地名や人名などの名詞のつけ方からして
すごい違和感があって、その名がでてくる度に
神経逆なでされて、もう話が入ってこない。
今回もまさにそのパターンでした。
それと小学生以下の子供が一人称で語る小説も基本的に
嫌いです。語彙や語り口がどうしても大人のものに
思えてしかたないからです。

そんな感じで全体的にいまひとつだし、もうすでに
内容が思い出せない作品もあったりするけれど
比較的「薄荷」はよかったかな。
それもあと3日くらいしたら忘れそうだけど。
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