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神の涙 [読書]

馳星周「神の涙」を読みました。
ここんとこ迷走気味だった馳作品ですが、今作は
カドがとれて、毒が抜けて、おもしろくて読みやすい
エンタメ作品に仕上がってました。

舞台は北海道屈斜路湖あたり。
アイヌのことを中心に、屈斜路湖あたりの自然、
東日本震災、そして贖罪をテーマにした物語です。

ただやっぱり悠は出来すぎだし、都合のいい少女に
書かれちゃってる感じ。ま、少女だから、その程度は
低めではあるけれど。

私は馳星周が描くカドも毒も、そして人間の弱さも
とても好きなので、またそういう作品も読みたいけど
こういう路線も悪くないな。
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スピンクの笑顔 [読書]

町田康「スピンクの笑顔」を読みました。
スピンクシリーズの最新刊にして最終。
読み終わって改めて、ポチとスピンクの
ソウルメイト的な関係に思いを寄せてます。

最近の町田さんの小説は迷走気味だけれど
このエッセイは、私が好きなくっすん大黒や
告白のような文体なのがいいんだよな。

「壊れていてもかまいません」とか「国体
まで行った男」なんて表現は思わず
笑っちゃいました。
「キャベツやら」なんていうのは他でも
けっこう出てきてるけど、これも私は
好きだな。なんかリズムがいい!

写真がね、ほとんどタイトル通り、笑顔で
本当にいい子だっていうのがしっかり
伝わるんですよね。
かわいくて楽しく、切ない一冊でした。
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ギフテッド [映画]

すっごいよかったー。笑って泣きました。
クリス・エヴァンスをかなり見直しました。
キャプテン・アメリカよりはるかにいいよー。

7歳の天才少女のお話です。
天才だから小学校に行ってもまわりが
幼稚にみえて、かなり生意気なメアリー。
憎らしい行動も発言も表情もあるんだけれど
7歳らしいところも多々あって、とにかく
メアリーに笑わせられるし、泣かされます。

フランクと実の母親との関係、フランクと
メアリーの関係が皮肉だよな。
裁判でだんだんと登場人物たちの過去が
明らかになってきて、ますますフランクに
肩入れしたくなってくる。

いやはや、本当によかった!
思い出し泣きしそう。
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寄り道ビアホール [読書]

篠田節子「寄り道ビアホール」を読みました。
社会派エッセイとあったけど、硬い文体・内容は
まさに社会派。
気楽に読めるほんわかエッセイと違って、こういうのも
篠田さんらしくて、私は好きだな。

確かにそういうとこあるよーってところも、それは
穿ちすぎだよーってのもあったし、そういうのも含めて、
考えさせられるエッセイでした。
男だけ女だけという話、短編小説だからできること
などの話はなるほどねーと思ったし、ブータンで
現地の人の日常食「とうがらし」を食べてみるとか、
普通の女はなかなかやらないこともあって
おもしろかったな。
市役所の福祉課で働いてた話も興味深かった。

重松清との対談がまたなんだか辛口。
エッセイをテーマにした対談なんだけど、エッセイ
だからって気楽に、気軽に書いてるわけじゃないんだな。
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火花 [映画]

原作とはまったく違う物語になってました。
原作では神谷が芯だったけど、映画では徳永が芯。
神谷がまったく違う人物に描かれていたので
物語がガラリと変わってます。
最後のほうの神谷のセリフは結局、板尾が
言いたかったことなんだろうな。
別の物語として作品にすればよかったような
気がします。

とはいえ、あほんだらのつっこみ役の三浦誠己と
スパークスのつっこみ役の川谷修士がよかった!
やっぱり修士くんのつっこみ、かなり好きだわ。
原作より重要な人物になってて、出番多かった!
三浦誠己は俳優としてしか見たことなくて
怖い役が多かったから、芸人の頃を垣間見る
ことができて楽しかったな。
そういう面もあったから、見てよかったです。
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ゴサインタン-神の座 [読書]

篠田節子「ゴサインタン-神の座」を読みました。
東京都下で農業を営む40歳の主人公が、ネパール人の
お嫁さんをもらうところから始まります。
外国人のお嫁さんを世話するブローカー、旧家ならではの
事情、そして宗教というか信仰、夫婦や愛、ネパールの
厳しい現実といった難しい問題をふんだんに盛り込んだ
作品です。

読み終わって、生きるということ、生きがいとは何か
考えさせられましたねぇ。
お金があること、楽できることというのは、決して
生きがいではなんだよな。
主人公はかなりさんざんな目にあったけれど、決して
後悔してないし。
読み甲斐のある長編で、かなり楽しめました!
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ローガン・ラッキー [映画]

期待通りだった!
メインの出演者が私が好きな俳優さんたち
勢ぞろいで、コメディっぽかったので
かなり楽しみにしていました。
もう、ローガン兄弟最高!
バング兄弟もかなり好きです。
バング弟たち、登場しただけで笑えました。
それでいて、カントリーロードは泣けた!
娯楽映画はこうでなくちゃな~。

とにかく登場人物たちがおもしろい。
それぞれに恵まれない環境で生きていて
犯罪することになるのだけど、結局、だれも
損してはいない。
ローガン兄弟を応援したくなっちゃう。
チャニング・テイタム、アダム・ドライバーの
兄弟、本当に好き!
ダニエル・クレイグのクズな役も好き。
出番短いけどヒラリー・スワンクも効いてる!
これ、シリーズ化してほしいなぁ。
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泥棒役者 [映画]

おもしろかったー!
けっこう声出して笑っちゃいました。
物語的には、予測がつく範囲の展開だけれど
登場人物たちがすごい個性的!
特に市村正親がいるシーンは楽しかった。
他の人たちもそうだけど、みなさん、登場に
それぞれインパクトがあったな。
そういう個性的な面々に囲まれて、弱い
キャラクターの丸山隆平がより目立ってた!
困って、あたふたしている様子もまた
楽しかったし、泣かされもしました。

舞台挨拶の中継も見ましたが、テンション
高い人がいっぱいいるし、本当に楽しそうな
チームだなというのが伝わってきたな。
丸ちゃんがなんとか2回以上見させようと
誘導してたけど、確かにまた見たくなる作品
でした!
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7月24日通り [読書]

吉田修一「7月24日通り」を読みました。
おもしろかったー。
電車乗り過ごしそうになるくらい入り込んで
読んでしまった。

ごく普通で、ずっと地方都市で暮らし続けている
会社員の女性が主人公。
先輩や弟など、見目麗しくてもてる人たちと自分は
違うことは自覚している。自分が住む港が見える
地方都市をリスボンに見立てて、教会や広場、通りの
名前を心の中で言い換えている様子が現状に満足は
していないことをあらわしているんだよね。
10個に分けられた章タイトルのチープさがまた
いい感じと思いながら読んでたら、これも布石だった!
小百合の気持ちにシンクロして読んでたなぁ。

物語がいいところで終わってるんだよな。
私はこの物語の続きは1種類しか考えられない。
きっときちんとふっきれて、次に行くんだと思う。
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ゴッホ 最期の手紙 [映画]

ゴッホが描いたような油絵のタッチの
アニメーションなんだけど、これ、
ちゃんと俳優さんたちが演技した映像を
アニメーションにしているようです。
すっごい手間も費用もかかってそう・・・
ところどころ退屈なシーンもあったけれど
見終わって、なるほど、ゴッホの死の
真相はこうだったのかもしれないな
と思える作品でした。

ゴッホの絵に登場する人物や風景が動く
のがおもしろかったりもするので
ある程度、基礎知識はあったほうが
楽しめると思います。
どうしても時間があわなくて吹き替えで
見ちゃったけれど、やっぱりなんか
違和感あったな。
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